入浴中に火が点いたり消えたりで、困った事態になりました。今回は給湯器の修理です。

我が家の給湯器の故障原因はどうやら点火プラグ関係の劣化が原因の様子。部品交換が良さそうです。給湯器の型番から部品番号を探りますが情報は得られませんでした。しかし、パロマとノーリツの場合、型番を問わず互換性が高いらしい。目視で確認して部品が合うか見てみる事にします。

ノーリツの給湯器。

表面パネルはこの上のネジ2本と、

この下のネジ2本。計4本のネジで外せます。
開けてみます。

ここが点火プラグとイグナイタの部分。青い線が繋がってるのが点火プラグ。黒い四角いのがイグナイタです。この形状です。みなさんの給湯器はどうですか?この形状ならAmazonで部品を買うことができます。
早速発注します。
これが点火プラグ。
これがイグナイタです。パロマとノーリツはいっしょなんです。今回初めて知りました。なのでパロマと書いてありますがノーリツに適合します。

届きました。

これがテンカプラグ。白い四角いのはテンカプラグを固定するプレートのクッション材です。

これがイグナイタ。点火を電子制御するための機械ですね。色が違いますがものは同じ様です。
さて作業開始です。

必ず給湯器のコンセントを抜きましょう。これは絶対です。機械ですから電源が入っている限り誤作動はあり得る訳です。命のためにコンセントは絶対に抜いてください。あと給湯器の側に止水栓とガス栓があるハズです。これも事故防止のためには締めましょう。と、いう人が多いです。でも今回の作業では止水栓は止める意味が無いと思います。ただ、家族の誰かが家の中で水道使っちゃうとまぁ困ることがあるかもしれませんからね。念には念を入れてでしょうか。

ガスの元栓はここにありました。ロック式だったのでアーレンキーも必要です。今回の作業で漏れる事はないですけどね。万が一のために締めます。ちなみに写真は開いてる状態です。ツマミが横になれば締めたことになります。
さて、ここから交換です。

さきに配線を外しましょう。イグナイタには白い線。点火プラグには青い線が繋がっています。イグナイタのコネクタにはツマミがあるので押しながら引き抜きましょう。点火プラグの方はツマミがありませんでした。表裏がありそうなので向きを間違えないように覚えておきましょう。写真に撮っておくのが一番間違えないですね。
配線を外したらまずはイグナイタ。

ドライバーの先のところがツメになっています。ドライバーの先かなんかでカチッと押しながら右に引き抜いてイグナイタを外します。
次にテンカプラグを外します。ネジ2本でのぞき窓ごとプレートで外します。

外しました。金属プレートはそのまま再利用します。プレートの裏にクッション材がこびりついてるので手でむしって剥がしてください。

白くすすけた旧プラグと新しいプラグ。新しい方はプラグの先が随分長いですが、これでも互換性あるそうです。あとは元通りに組み込んで戻していきます。

最後にイグナイタを右から左にはめ込んで完成です。
ちなみにイグナイタですが先ほどのツメもはめ込みですが、その上にプレートにはめ込む部分もあります。これで並行を取っているようです。正しくはまるとテンカプラグの先とイグナイタの先がちょうど収まります。このあと、元通りに青い線と白い線をそれぞれつなぎなおしてください。

電源をいれて・・・。

完成です!!作業時間はものの10分です。
動作快調です。給湯器交換となれば20万コースでしょうし、修理にしても出張費込みで2~3万は掛かるでしょうからね。これでだいぶ経費削減になりました。